SAD diary

SADを乗り越えるために

メンタルクリニック(その3)

長く通っているメンタルクリニックだけれど、先生と合わないのかもとか、もっといい先生がいるんじゃないかとか、私のことを鼻で笑ってバカにされているのかな?とかいう思いがあって、勇気があれば別のクリニックに移りたいと言おうかと、ずっと悩んでいる。

 

前回行った時には、「(人目を気にして)こんなこと思われるんじゃないか」と思ってしまうということを話したら、「もうそんなこと言ってる”歳”じゃないでしょう笑」と言われたのが酷いなと思った。

歳を重ねたけれど思うようにできないから悩んでいるのに。そんなこと重々承知で、それでもそれができないのがこの病気なのに。

しかも更年期なんだから、不安感や鬱々する気持ちもあると思うのに。

 

でも今回は少し向き合ってくれた。

仕事探しを始めたことを話した。

「周りからどう見えるかばかり気にしてたらそりゃ緊張するよね。周りからどう見えるかじゃなくて、自分がどうしたいか。」

 

私の中には、かっこいいかどうかの(差別的)価値観があることを自覚している。

これまで私は、25歳の頃からCADオペレータの仕事をしてきた。図面を描く、技術職です。自分でも、好きな仕事をしていると満足してきたし、一目置かれている気分でいた。

 

例えば、スーパーで働くのはかっこよくない…とか思ってしまう。。

それを思い切って先生に言うと、「どこで勤めて何をしているかじゃなくて、その職場で周りとうまくやっていけるかでしょう。いいところに勤めて一人で黙々とやっているのもどうかと思う。この人といたら楽しいと思われる方がいいでしょう。」と言われて、その通りだと思った。

プライドが高いのかなぁ。。いや、コンプレックスが大きいから、それを補なおうと必死なんだと思う。

続けて、「自分でこうでなきゃという”縛り”を作っている。その”縛り”から解放されたら楽になるよ。」と笑顔で言われた。

私は深く頷いた。

私は人から見下されることをとても怖がっている。だからまず自分の仕事などの、”肩書”を整えようと思ってしまうんだと思う。

 

今は、CADの仕事で企業に勤めるのはもう、やめようと思う。

これからは、自分のやってみたいこと、好きなことを仕事にしてみようと思う。

それで、パン屋さんの製造か、お惣菜屋さんの調理の仕事を探している。

いいところが見つかるか心配だし、やっていけるのか自信がないけれど。。